大吟醸 斗瓶どり
narimasasyuzou

先日の大寒波の日に、山田錦の大吟醸酒の袋吊り(ふくろづり)を行いました。
袋吊りとは醪(もろみ)を袋に入れて吊って、自重以外の圧力をかけずにお酒を搾る方法の1つです。圧力をかけていないため、少しづつお酒が袋から染み出て滴り落ち雫(しずく)の様になります。このお酒はすっきりとしながらも柔らかく香りの高いお酒になります。
弊社ではこの滴るお酒を斗瓶(とびん、18Lの瓶)と呼ばれる昔ながらの瓶で順に番号を付けて1日がかりで取っていきます。そして、すっきりとした画分と繊細で柔らかな風味の画分の瓶だけを最終的に集めたものを弊社では「斗瓶どり大吟醸酒」としています。
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